2023.11.30 07:54令和5年11月 月例インターネット句会 Vol.141木暮陶句郎 選◎特選 10句爽涼や翻るもの陽の匂ひ(中島 圭子)立冬の子持山麓影深し(大渕 洋)風と来て風と消えゆく帰り花(佐々木一栗)初時雨タクシー待ちの最後尾(堤 かがり)鳥の声つながってゐる小春かな(星野 裕子)真冬日やミルクの色のドイツ菓子(鈴木由里子)熱燗や雨を待つかに夜の街(木村 佑)時雨るるや鉛の潮目引く淡海(稲葉 京閑)金...